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皮膚がんの症状

皮膚がんには「基底細胞がん」「有棘細胞がん」「悪性黒色腫(メラノーマ)」「パージェット病」などがありますが、それぞれ皮膚にできるがんですから、発見はしやすいがんです。

しかし、それぞれが単なるホクロやできものや市販薬で治せるような皮膚病と勘違いしたり思い込む場合も多いので、そこは注意が必要です。

以下に、それぞれの皮膚がんの症状をまとめました。

基底細胞がんの症状

基底細胞がんの特徴としては、その80~85%が顔にでき、その多くは額や目の周りや鼻の周りにでき、ホクロによく似ているところです。

最初は黒い点のようなホクロ状のものが次第に大きくなっていき、徐々に盛り上がり、大きく盛り上がったホクロ状の中央がえぐれたり、ただれてきたりしてタオルで顔を拭いた時などに血がにじんだりしてきます。

ただ、基底細胞がんが全て黒いホクロ状とは限らず、肌と同じ色の場合もまれにあります。

基底細胞がんの多くは転移することがなく悪性度は低いと言えますが、放っておくと筋肉にまでがんが達し、さらに骨まで達すると大がかりな手術になってしまいますから、できるだけ早期に手術する必要があります。

有棘細胞がんの症状

有棘細胞がんの早期がんとしして「日光角化症」や「ボーエン病」があります。

有棘細胞がんにまでなるとリンパ節や肺に転移する場合が多く、日光角化症やボーエン病の症状の時に対応することが大切です。

症状としては、赤みを帯びたイボやおできのようですが、ガサガサとふぞろいな形で、次第に盛り上がったりします。

特にボーエン病は、顔や手足のような露出部だけでなく胸などいろいろなところにできます。

悪性黒色腫(メラノーマ)

悪性黒色腫(メラノーマ)は、紫外線の害から体を守るためのメラニンという色素を作りだす細胞のメラノサイトががん化したものです。

ですから、メラノーマは黒いことが大きな特徴なのですが、初期にはホクロと見分けがつかないことが多いのです。

黒い部分が周囲に広がりながら大きくなる場合は、すぐに皮膚科へ行くことをおすすめします。

発症の部分として多いのは足の裏といわれていますが、爪のメラノーマも多いようです。

爪のメラノーマは最初は黒い線となって現れ、その幅が次第に広がっり、放っておくと黒い部分が爪から出てきます。
さらに、爪が割れたり、爪の下から塊が出ていたりすると進行がんです。

20代後半から30代のメラノーマ患者に、爪が黒くなった時期を調べると高校生くらいからという回答が多く、10代半ば以降からも爪の黒い線には注意が必要だと考えます。

パージェット病の症状

パージェット病には「乳房パージェット病」と「乳房外パージェット病」があります。

乳房パージェット病の症状としては、乳頭や乳輪にびらん(ただれ)をともなう湿疹ができます。

パージェット病で多いのが乳房外パージェット病で、陰部や腋の下、へそなどにできるがんです。

症状としては、赤い平らな斑点として発生し、かゆみを伴い、多少進行してくるとただれてきて赤色だけでなく茶や白なども加わりまだら模様となります。

陰部で恥かしいという言う気持ちや、湿疹やたむしなどの単なる皮膚病と勝手に判断して市販薬を塗っているだけという場合が多く、ただれてから心配になって病院に行く方が多いようです。

早期発見には、このような症状の場合でも恥ずかしがらず、皮膚科に行って検査してもらうことをおすすめします。


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