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想いは通じる…前立腺がん末期、余命半年

当サイトからの電話相談受付は、

という、少し手間のかかる方法となっています。

今回の事例は、空いている日時にはお電話ができないということで、相談の予約時間が午前0時となった方の相談事例です。

通常は夜遅くの相談は受け付けないのですが、よほどの理由があるのかと思い、午前0時の予約を受けさせていただきました。

予約いただいた日の午前0時ちょうどにお電話をいただきました。

女性の方で少し声が小さく聞こえづらかったのを覚えています。

お父様が前立腺がんの末期だというお嬢様からでした。

お父様には内緒だということで、お父様が寝静まられる午前0時を希望されたとのことで恐縮されていました。

お話をうかがうと、お父様は前立腺がんの末期で余命は半年と宣告されているとのこと。

そして、お父様は医師で当初はご自身で治療をされていたらしいのですが、現在は自ら治療はしていないということでした。

最近は食欲もなく体重がかなり減少していて、骨転移しているところが痛みはじめ、仕事も休み毎日溜息ばかりの生活を送っておられるとのこと。

お嬢様は、お父様をこの辛い日々から何とか助けたいという、強い想いで私のサイトにたどり着かれたのでした。

お父様は仕事一筋だがとても温厚で、患者様達からは信頼されて人気があったそうです。

お嬢様は「医者の不養生」とおっしゃっていましたが、不養生でもなく、そんなにも患者様から人気があった裏には、寝る時間も惜しまず患者様の事を考え相当な努力をしていたゆえにストレスも多かったのでしょう。

前立腺がんで余命半年、お父様の状況をできる限り詳しくお伺いしました。

また、お話によると、これまでお嬢様やご家族が良いものをと調べてすすめられた健康食品や温熱療法などの話には一向に耳を傾けられなかったそうです。

私も悩みましたが、種類が多くてはリスクがあるので、ある植物性の機能性食品をご紹介しました。

飲む量や時間帯にも大切な意味があるので丁寧に説明させていただきました。

それから1カ月後、また午前0時にお嬢様から電話がありました。(もちろん予約して)

お嬢様は少し涙声でした。

お話しを聞いてみると、お父様は機能性食品を口にされないと言われるのです。

悲しくて悲しくてしょうがなく電話されたみたいです。

その健康食品を飲用することで病がみるみる快復するわけでもないことは充分に理解されていましたが、いちるの望みでなされたことにお父様が振り向いてくれない現実が情けなくてしょうがなかったそうです。

どうすればいいのか・・・夜中に私と二人で相談した結果「手紙を書いてみます。」と言われたのです。

お嬢様は、小さいころの思い出やご自身の気持ちを率直に書きつづり、就寝されているお父様の枕元に置いたそうです。

翌朝のことです。

お父様の方から「おはよう」と声がかかり、

「あれ、飲んでみるわ」とひとこと。

その時は涙がとまらなかったそうです。

それからは、私がすすめる通り真面目に飲用されはじめ、2週間後ぐらいからは食欲が回復してきたとのことで、もう一種類機能性食品を増やしていただきました。

その後、驚いたことに骨の痛みも軽減し元気になられ、家族で旅行にも行かれたそうです。

結果、余命半年が1年と8カ月になり、最後まで痛みもなく安らかに逝かれたそうです。

お嬢様のお父様への強い想いが通じ、1年8カ月というご家族の充実した時間が生まれたのであれば、私も少しはお役に立てたのかと思う事例でした。(合掌)


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