ドクターとの連携・・・膵臓がん
私は漢方や健康食品を長年取り扱ってきたため、ドクターの知り合いも多数います。
最近になって、がん治療に漢方を取り入れる医師が増えていますが、高機能な健康食品をがん治療に取り入れる医師もいるということはご存知ない方が多いようです。
3年前の話です。
知り合いのドクターからの依頼で、患者さんに用いるある機能性食品をお送りしました。
このドクターは以前、ある県で最先端のがん治療のクリニックに勤務されていました。
そのクリニックで強引にすすめられる最先端治療やリンパ球療法などには疑問を持たれていたようで、そのクリニックを離れられてからは、抗癌剤で効果が得られる方には抗癌剤を優先し、また患者さんの話もよく聞いた上での治療を実践されています。
ある日、そのドクターから「患者さんは男性で膵臓がんで、状態はこれこれ云々だが、なかなか難しいので、延寿さんの方で何か良い物は提案できないか。」と電話がかかってきました。
ドクターが言うとおり、私のそれまでの経験のなかでも、膵臓がんは大変難しいがんだという印象が強く、病院の治療や漢方薬に健康食品を加えても効果が少ない事が多く、生存される方も少ないのです。
膵臓は胃の後ろにある長さ20cmほどの細長い臓器で、食物の消化を助ける膵液の産生(外分泌)と、インスリンやグルカゴンなど血糖値の調節に必要なホルモンの産生(内分泌)という2つの役割を担っている臓器です。
膵臓がんが難しいがんだという理由のひとつはその位置にあり、胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆のう・脾臓など多くの臓器に囲まれているため、がんが発生しても見つけるのが非常に難しいのです。
このため、膵臓がんは胃がんや大腸がんのように早期のうちに発見されることが少なく、膵臓がんとわかったときにはすでに進行していることが多いのです。
また、膵臓がんの原因はまだよくわかっていませんが、糖尿病や慢性膵炎や喫煙、アルコールの多飲などが考えられています
余談ですが、職業的には企業の経営者や組織の役員、地域の重要な役職を続ける方に多いがんだとも聞いています。
さて、話は戻って広島の患者さんですが、私は色々と検討した結果ドクターに2種類の機能性食品を提案しました。
既に外科切除は難しい段階だということで、抗がん剤治療の副作用の軽減とご自身の治癒力を高めるものを選んだわけですが、ドクターも同じ考えだったようですぐに送りました。
最初の半年は、毎日欠かさず多めに飲んでもらう事を約束し治療はスタートしました。
治療を始めて少し経ってドクターから連絡があり、「やはり思った通り、抗がん剤の効果も出ていて副作用もかなり少ないようだ。」とのことでした。
その後は、3か月ごとに検査結果の報告をもらいましたが、報告のたびによくなっていき徐々に腫瘍マーカーも安定してきたのです。
すでに3年が経過していますが、まだがんは消えていないも進行はせず、今もなお抗がん剤と機能性食品での治療を継続されています。
いつも私が主張していることですが、がん克服には総合力なのです。
この患者さんについて改めて考えてみると、以下のような要因が揃っているのです。
- ドクターの正しく適した抗がん剤の使用法
- 私が選択した機能性食品と抗がん剤の相性
- 機能性食品の時期と病状に合わせた飲み方
- 既存症の糖尿病がひとつの機能性食品で良くなったこと
- 電話で話しただけですが、奥様の献身的な看護と愛情がうかがえること
私は、当サイトからのご相談でも、担当医師のご理解があれば連携してお役に立つことが可能だと考えています。
今回の事例のように、がん治療に漢方や機能性食品の併用を真摯に取り組む医師もいますので、臆することなく一度担当医に相談されてみるのも良いでしょう。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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