がんを克服した芸能人
前回は、全身がんにも関わらず活躍する樹木希林さんについて触れましたが、樹木希林さんはまだ寛解はされておらず、治療は継続されています。
先日、フジテレビのAD(アシスタントデレクター)と思われる方から、当サイトの相談フォームに連絡が入りました。
7月10日放送の「ダウンタウンなう」で「がんを克服した芸能人」というテーマでの放送を考えており、その1時間の中で、「がんを克服した今だから話せる辛かった事」というコーナーへの取材に協力してほしいと言う内容でした。
私のサイトをご覧になって、私の相談者でがんを克服した方に取材し、可能であればカメラでそのインタビューを撮影したいので、そういう方を紹介してほしいということでした。
嫌な言い方かもしれませんが「がん克服」というテーマは視聴率が稼げるのでしょうね。
どちらにしても、現在がんと闘っている方々にはプラスとなる番組であろうと判断した私は、これまでのご相談者の中で見事にがんを克服し、現在でも定期的にコミュニケーションのある方数人に連絡をしてみました。
番組のテーマである「がんを克服した芸能人」の芸能人であれば、露出してなんぼの世界ですから取材もスムーズなのでしょうが、いざ一般の個人の方となると、予想通りみなさん敬遠されました。
ご自身とご家族、そして病院の担当医師やスタッフの方々、多くの方々に支えられてがんを克服され、それでもいつになっても内心では再発の恐怖を感じながら何とか日常生活を取り戻されているわけですから、安易にテレビの取材を受けることなどできないというのが普通だと、改めて感じました。
結局、ご相談いただいたADの方にひとりもご紹介はできなかったのですが、ちなみにと、「がんを克服した芸能人」にはどのような方々が出演されるのか聞いてみました。
直腸がんに肺への転移、そして肝臓への転移で4度の手術を受けた「鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)」さんや、左右の乳房にがんが見つかったにもかかわらず患部切除だけで済んだ「麻木久仁子(あさぎくにこ)」さん、子宮がんとリンパ節の転移で子宮全摘出し生還した「原千晶(はらちあき)」さんなどが紹介されるとのことでした。
当サイトでとり上げさせていただいた大橋巨泉さんや元ボクシング世界チャンピオンの竹原慎二さんの記事もアクセスが多いのですが、この番組で取材されるのでしょうかね。
私は目が不自由な事と夜は相談も入るためテレビはほとんど見ないのですが、どうしても見たい番組は録画して休みの日や時間がある時に見るようにしています。
しかし「ダウンタウンなう」は録画してまで見たことはないのですが、今回は録画しようと思います。
当然お笑いも混ざるのでしょうが、がんと闘っている方々に勇気と希望を与える内容となることを期待しています。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。