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最新がん免疫治療「NKT細胞療法」 

「NK細胞」や「T細胞は」免疫細胞として知られており、それぞれを活性化することでがん細胞を攻撃する力を強くする代替医療などもあります。

しかし、NK細胞が殺せるがん細胞とT細胞が殺せるがん細胞は異なり、NK細胞やT細胞を個別に活性化する方法では、攻撃力を増強した細胞から逃れやすいがん細胞が増え、再びがんの勢いが増す危険性があると考えられています。

「がん免疫療法」は、近年になって世界中で研究が盛んになっていますが、その中でも「NKT細胞療法」が注目されています。

NKT細胞とは、NK細胞でもT細胞でもなく、NK細胞とT細胞の両方のマーカー(特徴
づける分子)を持つ細胞であるため「NKT細胞」と名付けられました。

そして、NKT細胞はNK細胞とT細胞の両方を活性化できると考えられ、従来の免疫治療の弱点を補う可能性があるとして、国立病院機構名古屋医療センターや千葉大学病院などで臨床試験が行われています。

名古屋医療センターでは、非小細胞肺がんの「ステージⅡかⅢA」で完全切除の手術と術後の化学療法を数カ月受けた人を対象として行われています。

標準治療では経過観察ですが、希望すれば二分の一の確率でこの臨床試験に参加できるとのことです。(2014年3月1日現在)

臨床試験の具体的な方法は、患者の静脈からの成分採血後、白血球の一部を取り出してフラスコで培養し、NKT細胞を活性化できる状態にして再び患者の体内に点滴で戻します。

そして、1週空けて2回目の点滴をし、さらに4週後に同じことを繰り返します。

NKT細胞が増殖するカギとなるのが「アルファガラクトシルセラミド」と呼ばれる糖脂質で、白血球の一部と結合してNKT細胞と接触すると、NKT細胞が増殖し活性化します。

NKT細胞療法は、抗がん剤と異なり副作用はほとんどないということです。

また、千葉大病院では、2012年に「先進医療」の認可を受け、非小細胞肺がんと頭頸部がんに対するNKT細胞療法の臨床試験をしています。

肺がんでは、切除不能なほど進行した「ステージⅢBとⅣ」の患者と再発の患者を対象としていますが、NKT細胞療法は「先進医療部分」となり、約120万円を負担しなければなりません。

NKT細胞療法は、今後早い段階で保険適用を目指しており、期待が持てますね。


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