皮膚がんの生存率
皮膚がんには「基底細胞がん」「有棘(ゆうきょく)細胞がん」「悪性黒色腫(メラノーマ)」「パージェット病」などがありますが、皮膚がんの生存率については、他の主ながんのように「全国がん(成人病)センター協議会加盟施設」の集計などのデータは見当たりませんでした。
そこで、「独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス」と「日本皮膚科学会」の情報から抜粋して、上記4種類の皮膚がんの5年生存率1)をまとめてみました。
皮膚がんの 5年生存率 |
Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ |
---|---|---|---|---|
有棘細胞がん | ほぼ100% | 約85% | 55~65% | 30%以下 |
基底細胞がん | 病期別5年生存率は有棘細胞がんとほぼ同様だが、転移は約0.5%と非常にまれです。 | |||
悪性黒色腫 (メラノーマ) |
95~100% | 70~80% | 50~60% | 10%前後 |
パージェット病 | 全体で77.1%~84.5% |
- 5年生存率とは、治療を受けた人のうち5年後に生存している比率
ステージ分類は、「皮膚がんのステージ分類」を参照してください。
5年生存率はあくまでも集計データ
5年生存率について、できるだけ新しくて信頼できるデータを選んで掲載していますが、特に皮膚がんでは統一的なデータはありませんでした。
ですから、自分の状況と照らし合わせてみて、もし生存率が低かったとしても決して悲観的にならず、担当医やご家族、セカンドオピニオンなどあらゆる方法を実行し、冷静に強い気持ちでがん克服に挑んでください。
皮膚がんでは、その種類や進行度によって、手術の他にも多種の抗がん剤治療や放射線療法などが行われる場合があり、その副作用も様々なものがあります。
漢方や機能性食品などには、がん克服や副作用の軽減に役立つものもありますので、ご遠慮なくご相談ください。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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