往復3時間・・・(前立腺がん)
私が漢方薬局に勤務して漢方相談を続けているのは、生活のための仕事としてです。
それは、働くすべてのみなさんと同じはずです。
しかし、生活の糧として働くにもやはり「やりがい」を感じながら仕事をしたいと思うのは、これも働く人すべてに共通する気持ちでしょう。
私の「やりがい」とは、相談を受けて色々アドバイスをし、その方に合った漢方や健康食品をご購入いただき、そして病気や症状が治ったり快方に向かい、お喜びの声をいただくことです。
収入はもちろん必要ですが、私は仕事には「やりがい」の方が大切だと考えています。
ご本人ではなく、ご家族が「前立腺がん」だということでした。
最初は、ご家族のどなたが「前立腺がん」なのかはおっしゃいませんでしたが、症状などをお聞きして、「フコイダン」の液体をおすすめしご購入いただきました。
液体ですから女性には重く、長時間の移動は大変ですから、「次回からお送りしますよ。」と当然ながらお伝えしました。
しかし固辞されるのです。
その理由は、「家族全員、健康食品を否定していて、見られると責められそうだから・・・」とのこと。
「それなら、お近くの宅配センター止めができます。」と言いましたが、結局ずっと通っていただきました。
大変残念なことですが、これまで業界が創り上げてきたイメージは、おっしゃる通りなのです。
「がんが治る!」と過激な宣伝を繰り返し、様々な詐欺的な商法で被害者を増やし事件になった事例も数多くありました。
ですから、この女性のご家族のように健康食品を完全否定する方は今でも多いのが現実です。
なのにこの方は、重い商品を購入するために、毎月往復3時間もかけて通って下さったのです。
何回目かに「実は、前立腺がんは父なの。」と・・・
大切なお父様のために、その必死さに心を打たれました。
お父様は、もともと「医食同源」的なお考えの方のようで、食事を大切にし規則正しい生活をされているようで、フコイダンも毎日欠かさずおすすめした量を継続されました。
それから、少しづつ飲まれる量は減り、約1年が過ぎました。
しばらくぶりにご来店され、お父様の様態をお伺いしてみると「マーカー値も下がり、エコーでの影もなくなりました。」とのことで、私もひと安心しました。
しかし、まだ完治ではありませんので、消えたように見える前立腺がんが再び大きくなる可能性もあることをお伝えしした。
実は、今回ご来店の目的はお父様のことではなく、今度はお母様の病気についてのご相談だったのです。
お父様が、ほぼ完治に近い快方に向かったことで、健康食品に対するイメージが少しだけ良くなったのだと思いました。
そして、私の「やりがい」は、こんな時に満たされるのです。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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