前立腺がんの概要
前立腺がんがんとは
前立腺がんとは、男性特有の臓器である前立腺にがんが発生することです。
前立腺とは、男性の恥骨の裏側にあり膀胱の出口で尿道を包むようになっている生殖器です。
そして、前立腺がんでの死亡者はここ20年で3倍に増加しています。
しかし、患者数に対する死亡者数の比率は約20%と低く、治る可能性が高いがんでもあります。
ということは、患者数が激増しているということで、その理由として以下のことが考えられています。
- 日本人の食事の欧米化
- 前立腺特異抗原(PSA)検査の進歩と普及
- 高齢男性の増加
2と3は社会的な要因ですが、もともと前立腺がんは、黒人・白人・アジア人の順で多く、1の食事の欧米化については、個人として予防できることです。
特に、肉や乳製品や脂肪の摂取量の多さが関係しているようなので、50才前後からの男性は注意が必要です。
また、遺伝の要素も前立腺がんの原因のひとつと考えられているため、前立腺がんと診断された親族がいる場合、40代から早めにPSA検査を受けることをおすすめします。
前立腺肥大症と前立腺がん
前立腺肥大症と前立腺がんは、同じ前立腺の病気ですから混同する人も多いようです。
前立腺肥大症は、頻尿・夜間頻尿・尿の勢いが弱い・残尿感などが初期症状ですが、前立腺がんでは初期には症状は少なく、かなり進行してから前立腺肥大症のような症状が出ます。
ですから、頻尿や残尿感を前立腺肥大症だと決めつけることは危険で、詳しく検査を行うべきです。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
よく読まれている記事 TOP10
タグ:前立腺がん