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口腔がんのステージ分類

口腔がんのステージ分類は、以下の3点の進行度の組み合わせによって決められる「TNM分類」が一般的です。

  1. 口腔がんの大きさと広がり「進行度(T)」
  2. 首のリンパ節(頸部リンパ節)に転移しているか「リンパ節転移の広がり(N)」
  3. 離れた別の臓器への転移があるかどうか「遠隔転移(M)」

そして、その組み合わせにより口腔がんのステージは、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、ⅣA、ⅣB、ⅣCの6つに分けられています。

Ⅰ期が最も早期の口腔がん、ⅣCが最も進行した口腔がんです。

ステージⅠ
腫瘍の大きさが2cm以下で、リンパ節へのがんの転移はなし。
ステージⅡ
腫瘍の大きさが2cmを超えますが4cm以下で、リンパ節へのがんの転移はなし。
ステージⅢ
腫瘍の大きさに関係なく、がんと同側にある大きさ3cm以下の頸部リンパ節1つに転移している段階、または腫瘍の大きさが4cmを超えている段階です。
ステージⅣA
腫瘍が口唇および口腔内の周辺組織に拡がっている段階です。または大きさは様々で、口唇および口腔内の隣接組織に拡がっている状態で、その上でがんが頸部の片側または両側にあるリンパ節の1つまたは複数に転移している状態です(ただし、それらのリンパ節の大きさは6cmを超えない状態です)。
ステージⅣB
腫瘍の大きさには関係なく、がんに侵されたリンパ節に大きさが6cmを超えるものが存在する状態です。または口腔内の筋肉または骨に拡がっている、もしくは頭蓋底および/または頸動脈に拡がっている状態です。頸部の片側または両側のリンパ節にもがんが転移していることがあります。
ステージⅣC
口唇および口腔の腫瘍が体の他の部位に転移している。腫瘍の大きさは様々で、リンパ節への転移がみられる場合もあります。
口腔がんのステージ分類 N0 N1 N2 N3 M1
所属リンパ節に転移を認めない 同側の単発性リンパ節転移で、その最大径が3cm以下のもの 3~6cmのリンパ節転移が1つまたは6cm以下の複数のリンパ節転移がある 最大径が6cmを超えるリンパ節転移 遠隔転移がある
T1 最大径が2cm以下の腫瘍 ⅣA ⅣB ⅣC
T2 最大径が2cmを超え、4cm以下の腫瘍 ⅣA ⅣB ⅣC
T3 最大径が4 cmを超える腫瘍 ⅣA ⅣB ⅣC
T4a 口の周囲(筋肉、皮膚、上顎洞)まで広がる ⅣA ⅣA ⅣA ⅣB ⅣC
T4b 頭、のどの深部、内頸動脈まで広がる ⅣB ⅣB ⅣB ⅣB ⅣC

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