克服事例・相談事例はこちら

悪性リンパ腫の生存率

悪性リンパ腫は同じ血液のがんの白血病よりも発症頻度が高いがんで、「ホジキンリンパ腫」と「非ホジキンリンパ腫」に大別されています。

さらに、ホジキンリンパ腫は5種類、非ホジキンリンパ腫は20種類以上のリンパ腫に分類されています。

したがって、全ての種類での統一した生存率のデータはなく、最も頻度が高いびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫に代表される中悪性度非ホジキンリンパ腫の生存率を国際予後指標(IPI)に基づいて研究されたデータを掲載します。

国際予後指標(IPI)

項目
点数
年齢が61歳以上 1点
血液検査のLDHの値が正常値を越える 1点
日中の50%以上は起きているが軽労働に制限がある 1点
病期がⅢ期またはⅣ期 1点
リンパ節以外の病変が2個以上ある 1点
リスクの高さ
合計点数
低リスク(L) 0~1点
低中リスク(LI) 2点
高中リスク(HI) 3点
高リスク(H) 4~5点

年齢補正国際予後指標(age ajusted IPI)

上記の指標のうち60歳以下の造血幹細胞移植などの高齢者を対象としない臨床研究への対応を考慮して、60歳以下に対して上記とは別にLDH・臨床病期・PS の3項目で、以下の4つのグループに分けられています。

項目
点数
血液検査のLDHの値が正常値を越える 1点
日中の50%以上は起きているが軽労働に制限がある 1点
病期がⅢ期またはⅣ期 1点
リスクの高さ
合計点数
低リスク(L) 0点
低中リスク(LI) 1点
高中リスク(HI) 2点
高リスク(H) 3点

中悪性度非ホジキンリンパ腫の生存率(国際予後指標(IPI) による予後の推定)

全体
(n=2031)
患者の分布
完全寛解率
2年生存率
5年生存率
無再発
2年生存率 5年生存率
低リスク(L) 35% 87% 84% 73% 79% 70%
低中リスク(LI) 27% 67% 66% 51% 66% 50%
高中リスク(HI) 22% 55% 54% 43% 58% 40%
高リスク(H) 16% 44% 34% 26% 58% 40%
60歳以下
(n=1274)
患者の分布
完全寛解率
2年生存率
5年生存率
無再発
2年生存率 5年生存率
低リスク(L) 22% 92% 90% 83% 88% 86%
低中リスク(LI) 32% 78% 79% 69% 74% 66%
高中リスク(HI) 32% 57% 59% 46% 62% 53%
高リスク(H) 14% 46% 37% 32% 61% 58%
61歳以上
(n=761)
患者の分布
完全寛解率
2年生存率
5年生存率
無再発
2年生存率 5年生存率
低リスク(L) 18% 91% 80% 56% 75% 46%
低中リスク(LI) 31% 71% 68% 44% 64% 45%
高中リスク(HI) 35% 56% 48% 37% 60% 41%
高リスク(H) 16% 36% 31% 21% 47% 37%

生存率はあくまでも集計データ

悪性リンパ腫の生存率は、治療方法や抗がん剤の進歩などによって年々その成績は向上しています。

しかし、ご自身やご家族の状況と照らし合わせてみて、もし生存率が低かったとしても決して悲観的にならず、担当医やご家族、セカンドオピニオンなどあらゆる方法を実行し、冷静に強い気持ちでがん克服に挑んでください。

また、漢方や機能性食品などには、がん克服や副作用の軽減に役立つものもありますので、ご遠慮なくご相談ください。


延寿へのご相談はお気軽に

ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
★上の二つのブログランキングに参加しています。ぜひ「ポチッ、ポチッ!」とお願いします。

がん克服事例

私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。

また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。

[スポンサードリンク]
[スポンサードリンク]
サブコンテンツ

このページの先頭へ