肺気腫克服のために
肺気腫は、ご存知の通り「がん」と同様非常に難しい疾患の一つです。
私の長年の相談経験上、肺気腫が少しでも快復することや現状維持を目指すには、西洋医学の治療は大切ですが、並行して東洋医学や民間薬的な治療も取り入れていくことが必要不可欠だと考えています。
まず、全身で肺機能を高める身体作りが基本となり、自分で治す土台の力が必要となってきます。
そして、肺を潤し土台の力を養うためには、機能性植物醗酵食品と可逆性植物酵素食品、紅景天+亜鉛食品などを上手に飲み合わせることが重要です。
次に、肺のみの治療だけではなくまわりの臓器が元気になることで肺も元気になります。
西洋医学では、肺気腫は肺系統のみ考えていることが多いようですが、肺は肺だけでその役割を果たしているわけではありません。
各臓器や器官などと血管やリンパ節、神経や経絡などがつながり助け合って活動しています。
漢方での五臓「肝・心・脾・肺・腎」がありますが、これらは全てつながり相互関係にあります。
その五臓の肺は、脾・腎・肝・心とどのような関係があるのでしょうか。
「脾」は胃腸機能、消化能力のことをさしています。
西洋医学の脾臓ではなく、膵臓や胃腸の部分的な働きのことです。
「脾は運化を主る、気血生化の源」といいます。
肺が弱く風邪でもないのによく咳をしたり、呼吸器疾患が慢性化している方は、胃腸疾患を生じたり食欲がなくなってくる方もいます。
その状態を「肺脾気虚」といいます。
この場合、消化機能を高めることで肺の機能が高まることにつながっていきます。
東洋医学でよく使われる「気」の来源は胃腸と肺の両輪が正常に働くことで「気」が発生すると考えています。
同じく漢方の考えでは、呼吸活動は肺と腎により調節されています。
「腎は納気を主る」といい呼気、深呼吸は腎の機能によると考えます。
肺気腫の方で、浮腫や排尿障害、難聴がある人は、肺の機能はもちろん腎の機能も低下していると考えます。
このような場合は「補腎薬」を用います。
「肝は疏泄を主る」と言い、全身の気の流れをスムーズにする作用がありますが、内的、外的、様々な要因で気の流れが滞ると気が上逆して肺の呼吸状態に影響を及ぼします。
心と肺は相互に協調して気と血の運行を促します。
それらが阻害されると、呼吸器と循環器の働きが低下していきます。
肺気腫になれば肺全体が犯され、機能がドンドン弱まっていくように思われがちですが、全てがそうではありません。
その方の身体、肺に合った漢方薬、健康食品などを上手く組み合わせ、量を加減しながら飲用することにより肺に活力が沸き元気がでてきます。
進行をストップしたり、遅らせることも夢ではないのです。
肺は乾燥をとてもい嫌います。
標準治療では潤すことは難しいでしょう。
ご容態をお聞かせ下さい。
あなたに合った肺気腫の克服方法をご紹介させていただきます。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
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また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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