がん制度ドック
世界一の長寿国である日本では、がんによる死亡が3人に1人という時代になってきました。
もちろん、治療方法の進歩によって生存率は年々上昇していますが、それでもがんは他人事ではないというのが現状です。
私は幸いにがんではないようですが、今後ずっとがんにならないという保証はありませんし、母はがんで亡くなりましたし、家族や親類など身近な人がいつがんになるかもわかりません。
そして、いま私はこれまでの経験を活かして、このようサイトを通してがん克服をサポートする相談を受け、これまで大変多くの方とお話をしてきました。
目的はがん克服のための治療をサポートする方法をお伝えすることですが、付随して多いお悩みが経済的なことです。
当サイトでも「がん治療とお金の話」というカテゴリーで、主に公的ながん治療に関する支援制度を詳しくご紹介していますが、制度は変更されたり新しい制度ができたりしますので、完璧ではありません。
そんななか、がんの「お金」に関する制度を病状や希望に合わせて一括検索できるサービスサイトがありますので、ぜひご紹介したいと思いました。
がん制度ドック
「NPO法人がんと暮らしを考える会」が運営・管理している「がん制度ドック」というサイトです。
患者の年齢、がんの種類、治療状況、加入中の制度などを入力するだけで、公的機関や民間が提供しているがんに関する支援制度のなかから、利用できる制度や必要な書類を含めた利用方法と申請先が一覧で表示されます。
患者自身やご家族などが自力で制度を探す場合は、どうしても制度の利用漏れが予想されますが、「がん制度ドック」を利用することで制度の利用漏れ防ぐことができ、がん治療時に起こる経済的困難の助けとなるでしょう。
システムの開発会社によると、「とにかくシンプルにすること。」と「行動をサポートする」ことにこだわったということで、必要な情報を入力するだけで対象者が利用できる可能性のある制度が一覧で表示され、一覧から各制度のページにいくと、詳しい制度の解説が表示されます。
また、一覧を印刷し1つずつ「申請先」に問い合わせれば、チェックリストとして漏れなく利用できます。
ぜひ、「がん制度ドック」をご利用されることをおすすめいたします。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。