D-アミノ酸と「がん」
2014年6月、京都市内の方からのご相談でした。
お話をお伺いすると、
という内容でした。
さらに詳しくお話を聞き、私がまずおすすめしたのは、ある「植物発酵食品」でした。
がん患者の健康をサポートする機能性食品としては、フコイダンとかアガリクスのようなキノコ系などをイメージされている方が多いようで、その方も植物発酵食品の話をすると始めはピンとこないようでした。
しかし、私はその植物発酵食品をやや多めに、そして一位科の植物の機能性食品を一緒に飲んでいただくことをおすすめしたのです。
その結果、約2週間で食欲が出はじめ、その後体力も徐々に快復し、現在は抗がん剤治療に取り組まれていて副作用もなく順調だそうです。
日ごろの電話相談でも感じるのですが、多くの方は「がんを叩くものが第一選択」とお考えのようで、私が植物発酵食品のお話をすると という反応です。
機能性食品と言われる健康食品もあくまでも食品であり、抗がん剤のようにがん細胞を攻撃して治すことはないのです。
まず、体の生理活性をスムーズにして恒常性を高める植物発酵食品をベースにしない限り、潤いのある体を取り戻すことはできないと私は考えています。
日本では約20年前ぐらいからがん患者が徐々に増加傾向になり、薬局や薬店でも補助的に食事のお話しや、キノコ系の商品を
とご紹介していたように覚えています。それから5年後ぐらいでしたでょうか、
と、がん=アガリクスというブームが起こりました。すると、薬局や薬店でも高利益商品として販売するところが増え、さらに薬局・薬店以外の様々なお店でも販売されるようになったのです。
また、アガリクスと同じ作用という触れ込みのキノコ系を一緒に販売したり、とにかくがんに対して攻撃するとされるようなものばかりが氾濫しました。
現在に比べて知識も乏しく、正確な情報も少なく
という感覚があったのでしょうか。しかし、私の知る限り、副作用があって悪化された方もいませんでしたが、良くなる方もあまりいませんでした。
その後、アガリクスの主成分の働きはどういうものか?飲み方は?何と組み合わせれば良いのか?飲むだけではなく生活でできる事は何なのか?など、真面目な研究がされ始めました。
私も初めは何もわからずの部類だったのですが、ある方と出会ってから次第に本当の事がわかり始めたのです。
がんになる方は、やはりそれなりの体質があるわけです。
一般的には、低体温でストレスが強く虚弱体質の方や、遺伝などが掲げられています。
もちろん、低体温の方が全てがんになるわけでもなく、ストレスの多い方皆さんががんになられれるわけでもありません。
低体温が原因で人間の持つ生理活性(神経栄養因子、ホルモン、成長因子、神経伝達物質、様々な情報伝達物質、細胞の解毒、酵素活性)などが乱れてきて鈍りスムーズに働かなくなることで、がんが発症しやすくなると考えられています。
また、このような状態だと、がんが発症しても人間が持つ体全体で治そうとする力や快復力が鈍ることで、優良な機能性食品を飲んでも吸収が弱く力が発揮できなかったり、抗がん剤の効きめも劣り副作用も強くなったりします。
逆に言えば、低体温であってもストレスが強くても、生理活性がスムーズに働いていれば、がんが発症しにくく、また発症しても良くなる可能性が高くなるでしょう。
D-アミノ酸と「がん」
私たちの体の約15~20%はタンパク質でできています。
このタンパク質を構成しているのがアミノ酸で、肉や魚や穀物などに含まれるタンパク質は体内に摂取されるとアミノ酸に分解され、その後再びタンパク質に作り変えられますのでアミノ酸は体を作っていく重要な栄養素です。
アミノ酸にはD-アミノ酸とL-アミノ酸の2種類があり、これまでは生物の中に多く存在するアミノ酸はタンパク質を構成しているL-アミノ酸だけと考えられていました。
しかし、近年の研究の結果、生体内にもD-アミノ酸の存在が発見され、微量でも生物にとって重要な働き(生理活性の向上)をしていることがわかってきました。
私が基本としておすすめしている植物発酵食品には、実はこのD-アミノ酸が豊富に含まれているのです。
現在、植物発酵食品には液状タイプや練り状タイプ、粉末やカプセルなど様々なものが多くのメーカーから発売されています。
しかし、練り状で国産の新鮮な野菜や果物を使用し3年以上熟成され、D-アミノ酸が豊富に含まれているものはほとんどありません。
私も昔は、植物発酵食品は体の弱った高齢者の方が飲むものだと思っていました。
ところが、がんの患者さんや慢性病を患っている方に私がすすめる植物発酵食品を飲んでいただくと、まず元気を取り戻す方が多いのです。
その方の状況によって個人差はありますが、飲む前よりも食欲が増したり、精神的に楽になる方も多く、また治療で飲んでいる医薬品や漢方薬などの効果が高まることも多かったのです。
詳しく知りたいという方は、お気軽にお問い合わせください。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。