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再発乳がんの相談事例

先日、約10ヶ月前ぐらいから連絡が途絶えていた京都のHさんから電話がありました。

「元気にしています。主人の仕事の関係で福岡に住んでいます。病院は検査だけで今のところ順調です!」

と、ホッとする内容でした。

現在はパートにも出ていて、私がご紹介した会社の健康食品を少しずつ飲んでいるとのことでした。

今回ご連絡をいただいたのは、順調だというご報告ともうひとつ、

「延寿さんのホームページを見ていて、再発がんで悩まれている方に私自身の体験を伝えられたら少しでもお役に立てるのかと思った。」

と、ありがたく恐縮するお言葉をいただきました。

以下は、Hさんの体験談です。


Hさんの再発乳がん体験談

(女性 当時53歳 既婚 子供男2人 高校生と社会人)


平成20年にステージ2bの乳がんで、しこりは4.3cm、全乳房切除の手術術後受けました。

術後は良好で、3ヶ月休養の後ほとんど元の生活に戻ることができました。

しかし、それから2年半が過ぎたころから体調が思わしくない感じになってきました。

世話好きな私は婦人会やサークルのお役などで外出することが多くなっていましたが、そのころから外出した翌日は体がどっと疲れるようになっていました。

色々な活動の疲れが溜まっているのかなと思っていたと同時に「もしかして」という気持ちが交差するも、自分自身で打ち消すように「もう治っている」と言い聞かせ、ドラッグストアーで栄養剤を購入して飲んでいました。

家にいるときは日ごろから食事などにも気を使っていたのですが、お昼などはどちらかというと外食が多い毎日をおくっていました。

しかし、いっこうに体調は戻らず、やがて食欲も少しずつなくなっていき、ある朝体全体が浮腫み、どうしようもなく覚悟を決め病院へ行きました。

不安は的中してしまいました。

検査・診断の結果、乳がんの局所再発・胸壁への再発で肝臓転移でした。

この事実を医師から告げられたとき、頭が真っ白になり思わず涙がでてきて泣いてしまいました。

医師から今後の予定など聞いてから家に帰ったのですが、ほとんど何も覚えてなくて後日主人と再度お話を聞きに行きました。

もうイヤ!こんな苦しい思いは、どうして私だけが・・・

でも、目の前の現実は変わりません・・・

前回、初めてのがんの時より弱くなっている自分がいました。

初めての乳がんの時、延寿さんとお電話で3回ご相談させてもらったのですが、そのとき本心では漢方薬や健康食品のことはあまり信用ができず、お話だけで終わりました。

あの時思い切って一歩前に出て何か飲んでいればこんなことにならなかったのかと思うとまた涙が出てきてしまいそうに・・・・

でも、それは判らないことで頭を切り替え今回は、もう二度とこんな思いはしたくない、ましてこれから先どうなるのかも解らないと思い、延寿さんに連絡しました。

何回か電話でやり取りをして、

「方向性を決め、1つ1つ目の前にあるものを順番にこなしていきましょう。」

「レールに乗ったら早いですよ!」

とお話しいただき、また心の持ち方や家庭のこと、病院へのかかわり方などの話もしていただきました。

最初は、色々な本を読んだりインターネットで検索したりして病院での治療や抗がん剤などに疑問や不安な気持ちが強かったのを覚えています。

しかし、延寿さんは漢方や健康食品でがん治療をサポートすることを長年されているにもかかわらず、現代医療の重要性も教えていただきました。

乳がんの局所再発と胸壁への再発に肝臓への転移で、胸壁の病巣より肝臓の病巣がからだに悪い影響を及ぼすということで、全身療法として「抗がん剤治療」「ホルモン療法」「分子標的治療」の説明を病院で受け治療をすることになりました。

そして、延寿さんにおすすめいただいた3つの健康食品をアドバイス通りの量と回数で継続しました。

すると、だんだんと体調も良くなり、検査に行くのが楽しみになってきました。

今ではホルモン療法のみになり、主治医の「良好」という言葉も最近は増えてきています。

延寿さん本当にありがとうございます。

そして、これからも引き続きよろしくお願いいたします。


このようなお声をいただくと、心から嬉しくなります。

こうやって真正面からがん患者さんのご相談を受けていると、気まずい事や悲しいことも少なくはありません。

私は、がんで体の生理活性や酵素反応が上手く行かなくなるのだと考えています。

その影響で各臓器や血液の流れ、気のめぐりが悪くなり本来人間の持っている身体全体で治そうとする力が半減しているのです。

Hさんの場合も、身体全体で治そうとする力を少しでも上向くように、また抗がん剤の副作用も和らげるように、肝臓の状態も考え、今までの知識の中から、少し取り寄せに時間がかかりましたが3つの食品をご紹介しました。

その後1年間は笑ってお話をする時や泣いてお電話をされてくるときや、時には人に言えない愚痴もお話されたりする時もありました。

私との電話以外の時間のほうがはるかに多く、体力面でも気持ちの面でも大変苦労されたみたいですが、それを支えてきたのはご家族様の愛情だったと思います。

昔と違って外での活動は控えているとのことで、自宅で小説を書いたりしながらのんびりされているみたいです。


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