軟部肉腫の症状
肉腫(サルコーマ)のひとつ軟部肉腫は、脂肪組織、結合組織、神経、筋肉、血管、リンパ管などにできるがんで、その種類は30種類以上ありますが、概要と同じく主な5種類についての症状は以下の通りです。
種類 | 症状 |
---|---|
悪性線維性組織球種 | ほとんどの場合は痛みなどの自覚症状はなく、大きな腫れやしこりの発見によって気づかれます。 また、進行して腫瘍が大きくなると神経を圧迫して痛みを感じたり関節が曲がらなくなって座ることができなくなる場合があります。 |
脂肪肉腫 | 手足や体の表面の場合、急に大きくなる「こぶ」としてあらわれますが痛みはほとんどありません。 骨盤腔内に発生した場合は、かなり大きくなるまで自覚症状があまりなく、進行すると周囲の臓器を圧迫するため、膀胱が圧迫されると尿が近くなり、腸が圧迫されると便秘気味になり、神経が圧迫されると足にしびれが出たりむくんできたりします。 |
平滑筋肉腫 | 平滑筋肉腫は食道や胃、腸、血管の周囲などの筋肉層に発生するがんのため初期には自覚症状もなく、肉腫が大きくなってから発見されることが多いがんです。 がんが大きくなると、他の臓器を圧迫することによる痛みや吐き気など圧迫される臓器によって様々な症状があらわれます。 |
横紋筋肉腫 | 横紋筋肉腫の症状の特徴は、急に大きくなる「こぶ」としてあらわれところで、痛みを伴うこともあります。 こぶが大きくなると周囲の器官が圧迫されて、頭であれば脳や神経が圧迫されることにより、視覚異常や聴覚異常、眼の運動機能低下や意識障害などの症状があらわれてきます。 |
滑膜肉腫 | 滑膜肉腫は、次第に大きくなる痛みのない「こぶ」としてあらわれますが、比較的ゆっくりと大きくなったり数年間も同じ大きさに留まることもあり、また例外的に痛みを伴う場合もあります。 進行してくると肺や骨やリンパ節などに転移しそれぞれのがんとしての症状があらわれます。 |
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また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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