伴侶を得て肺がん克服
今回ご紹介する相談事例は、45歳の男性で当初は独身、肺がんの方の事例です。
ある日、その男性は暗い顔をして来店されました。
最初のお話では、身内もいないとのことで、病名は「非小細胞肺がん」でステージはⅡB期と診断されたということでした。
この方は、タバコは吸わないということでしたが、長年の工場務めで周りにタバコを吸う人が多く、また療の相部屋の人がヘビースモーカーだったのが原因と思われていたようでした。
もう、その工場には勤めていないとのことでした。
肺がんの原因のひとつに「喫煙」があり男性に多いのですが、近年は若い女性の喫煙率が上昇していて近い将来には女性の肺がんが増加してくるだろうとも予測されています。
肺がんリスクを予測する簡単な方法で、(「1日喫煙本数」×「喫煙年数」)を「喫煙指数」といい、この喫煙指数が「400」以上の人は肺がんのハイリスクグループといわれています。
また、他人の吐いたタバコの煙や副流煙(煙草の先から立ちのぼる煙)を吸うことによって肺がんリスクが高まるとも言われています。
話が横道にそれましたが、その男性と話を進めていくと「肺がんの他にも悩みがある。」と言われるのです。
それは「半年前に人生で初めて同郷の彼女ができた。」と、本来ならばおめでたいことです。
彼は悩んだようでしたが、
「やっと見つけた彼女とこのまま幸せな日を送りたいし、最近は結婚を意識しています。」
「でも、自分の体がこんなので結婚の話はできない・・・。」
「彼女と結婚するには、何としてもがんを克服しなければならないんです!」
「病院の治療と並行して、何かがんに良いものはないでしょうか?」
「長年、真面目に務めてきたので、貯金もいくらかあるし、とにかく治りたいんです!」
たたみかける言葉に、彼の切実な想いが強く感じられました。
私は、「ヨシッ、力になろう!何とかしてあげたい。」と思ったのでした。
この事例では、2種類の機能性食品と岩盤浴マットをおすすめしました。
特に、岩盤浴マットは高価なものなので頻繁にはすすめませんが、毎日1~2回規則正しく使用することで、この男性には効果が期待できると考えておすすめしたのです。
非小細胞肺がんは、化学療法や放射線に対する感受性が低く、治癒を目指すには比較的早期に発見し手術によって病巣を取り除くことが一番と考えられています。
しかし、彼の場合ステージがⅡB期なので、すでにがんは大きく、がんのすぐ近くのリンパ節に転移の可能性もあり、また手術でほとんどのがん細胞を取り除くことができたとしても、検査ではわからない微小転移があることも多いのです。
そこで、免疫を含め酵素の働きや、リズミカルな血液の流れや体温の維持、そして身体全体の治そうとする力を確実に持ち上げ安定させるために、敢えて岩盤浴マットもおすすめしたのです。
岩盤浴マットは裸にならず衣服着用のまま寝ることができ、岩盤マットの中にホースが敷き詰められていて温水が流れ岩盤浴の効果を高めます。
できれば朝と晩に、少し汗をかく位まで、目安としては舌下で体温をはかり0.8~1度くらい上がるのが理想で、健常者でも夜寝る前に岩盤浴マットを使用すると体がポカポカして安眠できます。
10日くらい経って電話がありました。
「岩盤浴マットを朝晩してそれで寝ると非常に体が軽く食欲もでてきました。」とのこと。
一ヶ月後、今度は彼女と一緒に来店されました。
彼女は、病気のことは知らなかったはずなのに・・・
話を聞いてみると「今回、一旦良くなったにしても、再発の可能性もあります。」
「今後のことを考えれば彼女に伝えなければと・・・別れることになったとしても、大切な人だからこそ伝えなければと思い話ました。」ということで、彼女に打ち明けたそうです。
すると、彼女の答えは「一緒に頑張ろう!」と・・・
そして、「結婚することに決めた。」とのことでした。
私は、込み上げるものを感じながら「おめでとう!」と言いました。
もうひとつ驚いたことに、彼は肺がんについてかなり真剣に勉強したみたいで、
「手術も抗がん剤も放射線もしないことにしました。」と・・・
手術も抗がん剤も放射線も断ったし、病院もあまり良い感じがしなかったので検査だけをしていただけるクリニックを探したそうです。
私はそれまでに、このようなケースにも何度か関わってきましたが、積極的にはすすめられないことです。
しかし、お二人は「日々の生活リズムや正し食事、良いと思うものは精一杯トライして、ふたりで肺がんと闘い克服すると決めたんです。」と言われました。
もう何も言うことはありませんでした。
私は、私のできることで引き続き応援することにしました。
それからも、ほぼ30日ごとに来店して、2種類の機能性食品を持って帰られていました。
そして、毎回、腫瘍マーカーの数値も下がっているという報告をいただいていたのですが、驚くことに11ヶ月後にはがんが米粒くらいになったとのことでした。
それ以降も、岩盤浴マットの利用と少し量は減らされましたが2つの機能性食品を続けられ、約1年間くらい経ったある日でした。
「二人で田舎に帰ることにしました。」と挨拶に来られたのです。
「まだ、がんが無くなったわけではないけど、田舎でこれまで通り続けていきます。」と言われていました。
この事例は、私が今の薬局の前に勤務していた薬局での話で、ここ最近はもう直接はお話していませんが、幸せな生活を送っておられると伝え聞いています。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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タグ:肺がん