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食道がんのステージ分類

食道がんのステージ分類は以下の3点の進行度の組み合わせによって決められます。

  1. 食道がんがどの深さまで進行しているかの「進行度(T)」
  2. どこのリンパ節まで転移しているか「リンパ節転移の広がり(N)」
  3. 別の臓器への転移があるかどうか「遠隔転移(M)」

そして、その組み合わせにより食道がんのステージは、0、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、ⅣA、ⅣBの6つに分かれています。

0が最も早期の食道がん、ⅣBが最も進行した食道がんです。

食道がんは、大動脈・心臓・気管支などといった重要な臓器や神経と接しているため治療や手術という観点から見ると「場所が悪い」がんです。

ステージ0
食道がんが最も内側の層の粘膜内にとどまっており、リンパ節や他の臓器に転移がない。
ステージⅠ
食道がんは粘膜内にとどまっているが近くのリンパ節に転移しているか、あるいは、粘膜層の次の
粘膜下層に達しているがリンパ節への転移はない。
ステージⅡ
食道がんが最も外側の食道外膜に達しているがリンパ節への転移はないか、あるいは、がんは食道外膜より一層内側の固有筋層にとどまっているが近くや少し離れたリンパ節に転移がある。ただし、多臓器への転移はない。
ステージⅢ
食道がんが食道の壁から周辺の臓器に達しているがリンパ節への転移はないか、あるいは、がんが食道外膜に達し近くや離れたリンパ節への転移はあるが遠隔臓器への転移はない。
ステージⅣA
食道がんが食道の壁から周辺の臓器に達し近くや離れたリンパ節への転移があるか、あるいは、深達度に関係なく遠く離れたリンパ節への転移がある。
ステージⅣB
遠隔臓器にまで転移している。
食道がんのステージ分類 N0 N1 N2 N3 N4 M1
リンパ節転移なし 病変部近傍のリンパ節のみ転移がある より広範囲のリンパ節に転移がある 遠くのリンパ節に転移がある さらに遠くのリンパ節に転移がある 遠隔転移を認める
T1a がんが粘膜内にとどまる 0 ⅣA ⅣB
T1b がんが粘膜下層にとどまる ⅣA ⅣB
T2 がんが固有筋層にとどまる ⅣA ⅣB
T3 がんが食道外膜に浸潤する腫瘍 ⅣA ⅣB
T4 周囲の組織や臓器に浸潤する腫瘍 ⅣA ⅣA ⅣA ⅣA ⅣB

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