飲むだけで大腸がん検査
がん克服には何と言っても「早期発見」が鍵でしょう。
カプセル内視鏡・・・少し大きめのビタミン剤を飲むように、口からごくんと飲みこむだけで消化管の中を検査する内視鏡のことです。
2007年には、小腸用のカプセル内視鏡が保険適用されましたが、2014年の1月から大腸用のカプセル内視鏡が保険適用となります。
大腸がんの早期発見には、カプセル内視鏡がこれからかなり貢献することになる予測します。
厚生労働省の2012年の統計では、女性のがんによる死因の第1位は大腸がんで、男性でも肺がん、胃がんに続く第3位が大腸がんと発表されており、大腸がんでの死者は年間約4万7千人にもなっています。
大腸がんのこれまでの検査は、便を採取してその中に目に見えないほどの小さな血液があるかどうかを調べる「便潜血検査」や、肛門から直接内視鏡カメラを挿入する「内視鏡検査」が一般的ですが、その検診率は男性が約30%で女性は約20%と低い状況です。
特に肛門からカメラを入れる「内視鏡検査」は精度も高くなり、おすすめの検査なのですが、やはり心理的な負担が大きいためか、便潜血検査で陽性でも内視鏡検査を受けない人が約半数にも上るというのが現状のようです。
カプセル内視鏡の検査は、上の写真のような長さ3.1㎝、直径1.1㎝の少し大きめの薬のカプセルほどの大きさのカプセル型の内視鏡を飲みこむだけなのです。
カプセル内視鏡には、2台の小型カメラとLEDライト、バッテリーが内蔵されており、1秒間に最大35枚の画像が撮影され、そのデータは受診者が肩から提げたレコーダーに随時送信されて、カプセル内視鏡自体は数時間後には便として排泄されます。
このカプセル内視鏡検査が保険適用されることにより、3割負担であれば3万円前後で大腸がんの検査が可能となるわけです。
2014年1月からということはもうすぐですから、まだ大腸がん検診を受けたことのない人や便潜血検査で陽性だったけど抵抗があって内視鏡検査をしていないという人は、これを機会にカプセル内視鏡検査を受けてみてはいかがでしょうか。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
はじめまして、新里と申します。ブログ村からやってきました。
カプセル内での内視鏡検査ですか、面白いですね。確かにこれで患者の負担はかなり軽くなると思います。
しかし、ふと思ったのですが、このカプセル内視鏡の大きさは記事によると長さ3.1㎝、直径1.1㎝とのことらしいのですが、仮に腸閉塞を起こすほどのでかい腫瘍が見つかった場合、果たして無事に排泄されるんでしょうか?
それほどの大きさの腫瘍(または、ポリープ)であれば、どっちみち開腹手術になるでしょうから、その時に取り出せばいいという考え方なのでしょうかね?
ただ、そうだとしても手術までには(カプセルが腸内を通過できないこともあって)より腸閉塞に罹るリスクが高まる可能性も考えられます。
いずれにしろ、患者の負担を軽くする為に頑張ってくれるのは、大腸ガン患者の私としては嬉しいことです。延寿さんも頑張って下さいませ(^ー^)
PS
私と同じテンプレートですね(^ー^)延寿のサイトはとてもキレイなのでデザインを参考にしたいと思います。これからも更新を楽しみにしております。
新里
新里さん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通りのリスクはあるようですね。
それにしても、よく勉強されているので驚きました。
これからもよろしくおねがいします^^
PS
このサイトは、友人に作ってもらっているんですが、参考になればうれしいです。