池江璃花子選手の白血病
「エッ!?」と驚く突然のニュースでした。
2020年の東京オリンピックでの活躍が期待され、近々の大会でも記録を更新し続けている競泳の池江璃花子選手が自身の白血病を公表しました。
伸び盛りの18歳、まだ未成年の彼女には酷過ぎる現実だと締め付けられる思いです。
何年か前に「報道ステーション」に特集で出演されていたことを覚えています。
自宅でのトレーニングで「うんてい」をしていました。
そのころから徐々に頭角を現し脚光を浴びはじめ、その後様々な大会ではメダル、新記録を塗り替え、東京オリンピックでは国民全員が期待していたと思います。
しかし、その期待が目に見えないプレッシャーとなり、とんでもないストレスに変わっていたのでしょうか…。
ただ、今は白血病の治療に専念して長期の休息が必要でしょう。
長い目で見て焦らず、ゆっくりです。
自国の東京オリンピックの参加はどうしてもという気持ちがあると思いますが、とにかく今は焦らないことです。
池江璃花子選手の白血病が治りますよう、心より願うばかりです。
スポーツと漢方
漢方ではがんは「寒毒」とも呼ばれます。
競泳選手は1日どれくらいの時間プールに入っているのでしょうか。
練習後体を温める充分なケアはされていると思いますが、中からのケアも大切だと考えます。
スイミングは体全体に良いスポーツだということは誰もが認める事実です。
ただ、期待の高い選手ほど過度にもなりがちな長時間の練習が必要となるでしょう。
すると、冷えの侵入もあり、湿気も生じやすくなると考えられます。
スポーツ科学が発展している現在ではもちろん、練習後のケアは充分に行われているはずですが、漢方的な見地から考えると、体内の冷えや湿気は放っておくと危険です。
競泳選手以外でもスポーツ選手が肉離れや腰、ひざ、ひじの故障などよく耳にします。
原因はもちろん、過酷な練習、無理な日程の試合などによる心身の疲労の蓄積などが誘因だと思います。
そして、ケガの原因に拍車をかけるのが体内で生まれる湿気です。
ビールやお酒をよく飲む方は特にケガが治りにくくなります。
また、腰をすぐ痛める選手は湿気が多いのかもしれません。
スポーツ界にも漢方的なケアや漢方薬が普及すれば、選手のケアに役立てるのになあと思いました。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。