大橋巨泉さん4度目がんから復帰
2005年に胃がん、2013年に中咽頭がん、2014年はリンパ腫、そして2015年4月には転移と思われる肺がんが見つかったという報道があり、気になっていました。
しかし、大橋巨泉さんは強い。
4月18日に肺がん摘出の手術を受け、なんと4日後の4月22日には退院し、6月4日にはテレビに復帰出演・・・
改めて、大橋巨泉さんのお歳は81歳です。
2013年の中咽頭がんはステージⅣでしたから、2014年のリンパ腫も今回の肺がんもその転移ではないかと推測できます。
肺がん摘出の手術から退院、そして復帰までが早かったのは、大橋巨泉さんの強さや奥様の献身的なフォローなどもあるのでしょうが、医療技術の進化も大きいようです。
大橋巨泉さんが治療をされているのは国立がん研究センター中央病院で、定期的に健診を受けられ、今回の肺転移もPET検査で右肺の下葉の中に発見されたということです。
前回の中咽頭がんもその後のリンパ腫もIMRT(強度変調放射線治療)で治療されたようですが、ご本人のブログによると、この1年半の間に計65回(35回と30回)の放射線照射を受けられたことと年齢から考えて、担当医はトップ・オプションにしたくない様子だったそうです。
そこで選択されたのが「胸腔手術」で、近年では肺がん手術全体の半数を超えるようになってきた手術方法です。
胸腔手術は、わきの下に3~4㎝の孔ひとつと1㎝程度の孔を2か所あけ、1か所から胸腔鏡を入れ、2か所から手術器具を入れて、がん切除もリンパ節切除も行うことができます。
大橋巨泉さんの場合は横腹に7~8㎝の穴を開け、右肺の下葉の一部または全部を切除したとのことです。
肺がんの胸腔手術は、胃や腸などの消化器の手術と違い翌日から普通食なので身体への負担が軽く、最近は抜糸も不要のため入院は1週間前後ということですが、大橋巨泉さんの場合4日後の退院でしたから非常に上手く行ったのでしょう。
また、これはあくまでも私の勝手な推測ですが、日頃から食事も含めて体全体を強くするための補完をされているように感じました。
私がこれまで相談を受けてきた方たちの中にも、このような事例がいくつかあります。
どちらにしても、また時々テレビで大橋巨泉さんを拝見できることは嬉しいですね。
その後の大橋巨泉さん
今日は、2015年10月26日月曜日です。
これまで何度もがんに立ち向かいその度に生還している大橋巨泉さんですが、10月14日に再び腫瘍除去の手術を受けられたということです。
腫瘍は、定期検診で左右の肺の間にある縦隔(じゅうかく)のリンパ節に2か所にあり、転移と考えられているようです。
今回も胸腔手術だったのでしょう、手術翌日の15日にはテレビ朝日系「徹子の部屋」の収録に参加されたということですから、驚きました。
とにかく、お元気そうでよかったのですが、これからも無理をせず長くご活躍いただきたいですね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
2016年7月20日訃報です。
7月12日に大橋巨泉さんが亡くなられたとのことです。
心より、ご冥福をお祈り申し上げます。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
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また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。
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