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がん転移の仕組み解析

早期発見であったり治療方法によって原発病巣が寛解しても、がんには「転移」という大きなリスクがあります。

そんな「がん転移」の仕組みを、名古屋大大学院医学系研究科の高橋雅英教授と加藤琢哉助教のグループが世界で初めて解明したと、2014年5月1日付の米科学誌「セル・リポーツ」で発表したとのことです。

その内容によると、高橋教授らはまず、がん細胞を顕微鏡で観察する中で、がん細胞が塊になって集団状態で広がることに着目し、そのがん細胞の集団の表面部分には「インテグリンベータ1」と呼ばれるタンパク質が強く発現していることを発見しました。

インテグリンとは、細胞表面の原形質膜にあるタンパク質で、細胞と細胞や細胞外マトリックスとの接着を担う分子で細胞増殖にも関与しています。

同グルーブは、このタンパク質「インテグリンベータ1」の阻害剤を加えてがん細胞を培養実験した結果、周辺の組織への移動がみられなくなったことから、「インテグリンベータ1」ががんの転移に欠かせないことを裏付けました。

がん細胞の集団の表面部分の内部では、目の前にがん細胞が存在しないことを感知すると「TRIM27」「MRTF-β(ベータ)」と呼ばれる2種類のタンパク質が結合し、「インテグリンベータ1」を抑制している「miR-124」という物質が現れないようにし、がん細胞が転移しやすい環境をつくりだしているということです。

遺伝子操作によってこの2種類のタンパク質を抑えたがん細胞を作製しマウスの舌に移植した実験では、リンパ節への転移率が通常の75%から10~20%程度まで抑制されたとのこと。

これらは、皮膚や食道、子宮頸部など「扁平上皮がん」で発見した仕組みのため、胃や大腸、乳腺や肺などの腺がんも同じ仕組みかどうかは不明ということです。

今後、インテグリンベータ1を阻害する薬の開発などによって、がんの転移を防ぐ治療法が早く確立されることを期待します。


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