胃がんのステージ分類

胃がんのステージ分類は以下の2点の進行度の組み合わせによって決められます。

1. 胃がんが胃壁のどの深さまで進行しているかの「深達度（T）」
2. どこのリンパ節まで転移しているか「リンパ節転移の広がり（N）」

そして、その組み合わせにより胃がんのステージは、ⅠA、ⅠB、ⅡA、ⅡB、ⅢA、ⅢB、ⅢC、Ⅳの8つに分かれています。

IAが最も早期の胃がん、Ⅳが最も進行した胃がんです。

ステージⅠAとⅠBは早期胃がんで、治る可能性がきわめて高く、なかでもIAであれば手術ではなく内視鏡による治療でも治る場合があります。

ステージⅡA・ⅡBは、ある程度進行したがんですが、手術によって治る可能性の高い病期です。

ステージⅢA・ⅢB・ⅢCは、かなり進行はしているがんですが、まだ手術により治る可能性のある病期です。

ステージⅣは、胃がんが相当進行して遠くの臓器に転移した状態で、現在の医学では完全に治すことが難しい病期です。

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また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。