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肝がんのステージ分類

肝がんのステージ分類は以下の3点の進行度の組み合わせによって決められます。

  1. 肝がんの大きさと数と肝臓内の血管への広がり「進行度(T)」
  2. リンパ節に転移しているか「リンパ節転移の広がり(N)」
  3. 離れた別の臓器への転移があるかどうか「遠隔転移(M)」

そして、その組み合わせにより肝がんのステージは、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、ⅣA、ⅣBの5つに分けられています。

Ⅰが最も早期の肝がん、ⅣBが最も進行した肝がんです。

他臓器ではこのステージは重要な指標となりますが、肝がんの場合は治療後に残った肝臓が体に必要な働きをしてくれるかどうかも大切なポイントとなります。

この肝臓の予備能力を評価する「肝障害度」が点数化され、

  • A「ほぼ正常な肝臓か慢性肝炎」
  • B「軽度から中等度の肝硬変」
  • C「高度の肝硬変」

に分けられ、ステージ分類と肝障害度によって適切な治療法が選択されます。


ステージⅠ
①肝がんの大きさは2㎝以下、②数は1個、③肝臓内の血管にがんは広がっていない。リンパ節転移も離れた臓器への転移もない。
ステージⅡ
ステージⅠの①②③の2つがあてはまる。リンパ節転移も離れた臓器への転移もない。
ステージⅢ
ステージⅠの①②③の1つがあてはまる。リンパ節転移も離れた臓器への転移もない。
ステージⅣA
ステージⅠの①②③の全てにあてはまらない。リンパ節転移も離れた臓器への転移もない。あるいは、①②③の条件に関係なくリンパ節に転移がある。
ステージⅣB
ステージⅠの①②③やリンパ節転移の有無に関係なく、離れた臓器に転移している。
肝がんのステージ分類 N0 N1 M1
リンパ節転移なし リンパ節に転移を認める 遠隔転移を認める
T1 ①腫瘍個数が単発
②腫瘍径が2cm以下
③脈管侵襲がない
ⅣA ⅣB
T2 ①、②、③の3項目のうち2項目にあてはまる ⅣA ⅣB
T3 ①、②、③の3項目のうち1項目にあてはまる ⅣA ⅣB
T4 ①、②、③の3項目全てににあてはまらない ⅣA ⅣA ⅣB

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