がんの種類ごとに実績ある病院検索システム本格に稼働開始

がんと診断されると、ご自身もご家族も精神的に大きな衝撃を受けます。

しかし、現代の医学ではがんも直る可能性が大きくなっています。

ですから、患者の病状に合わせて最適な治療を受けたいと誰もが望みます。

また、病院での治療以外にも代替療法などを出来る限り調べるでしょう。

そんながん患者や家族のために期待されるシステムが2014年12月から開始となりました。

がんの種類ごとに、全国の主要な病院が何人の患者を診療したかを詳しく調べられる新しい検索システムを国立がん研究センターが開発し、９日から本格稼働させた。
患者は、都道府県の拠点病院にある「がん相談支援センター」などで相談すれば、希望するエリアで自分と同じがんの診療実績がある病院を紹介してもらうなどのサービスが受けられる。

「自分のがん治療をどの病院で受けるのか・・・」

私がこれまでご相談を受けてきたほとんどの患者さんもそうですし、「最適な病院を選びたい」と誰もが考えられるのです。

これまでは、診断を受けた病院の紹介という場合が多く、それ以外では家族や親戚や知人などの伝で紹介してもらったり、絞り込んだ病院をひとつひとつ詳しく調べたり、書籍で調べたりして最適そうな病院を選ぶという方法です。

国立がん研究センターが本格稼働させたシステムでは「自分と同じがんの診療実績がある病院」を紹介してくれるもので、具体的な数字なども知ることができます。

病院探しの相談は、国立がん研究センター中央病院と国立がん研究センター東病院に全国のがん相談支援センターのうち46カ所です。

相談を受けるにあたっての注意点は、

1. がん診療連携拠点病院のデータしか検索対象となっていないこと。
2. 施設によっては早い年代では登録が始まっていない可能性がること。
3. ステージ（病期）は、肝がん以外、日本の分類（癌取扱い規約）ではなく国際分類（UICC）であること。
4. 症例数の合計数が必ずしも登録数と一致しないこと。
5. 相談時点でスタッフの移動などにより施設の状況が変わっている可能性があること。
6. 症例数が多ければ良い病院であるとは限らないこと。

としており、あくまでも最適な病院選びの選択肢がひとつ増えたと考えるべきですが、この情報によってかなり絞り込みやすくなり、選択地域の幅も広がることでしょうね。

対応施設

ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。

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がん克服事例

私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。

また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。