がんに立ち向かうために
私は、長年に渡って何人ものがん患者様やそのご家族と向き合い、みなさまの心の叫びを聞いてきました。
必死に生きようと・・・・
何をどうすればいいのか・・・
しかし、こうすれば確実に助かる、という決定的な答えはありません。
実際のところ、具体的な確証は私にも見えているわけではないのです。
ただ、実際にお話をしアドバイスをし、それに対しての多くの実例を見てきて判ってきたことがあります。
それは「自分で身体を立て治していく工夫が必要」と言うことです。
という薬があれば、よく風邪をひく方には嬉しい限りですね。
しかし、そういう薬はありません。
風邪をひかないためには、風邪をひかない身体づくりをするしかないのです。
病院は、何らかの病気が発症して治してもらいに行くところであり、当然ながら身体づくりは自分でするしかありません。
がんも同じで、治療が上手くいっても
という再発を防止する薬は残念ながらありません。また、がんを予防する薬もありません。
治療後に大切なのは、がんが宿りつきにくい住みつきにくい身体づくりを自分自身ですることです。
病院でも再発予防の薬や治療方法は増えてきましたが、患者自身の身体づくりを手助けする治療はないのです。
私は、がんの進行度や治療後に関わらず、治療と並行してその患者様に合った身体づくりを必ずアドバイスしています。
それが、がんに立ち向かうという強い想いにもつながります。
同じような話になりますが、抗がん剤や放射線に絶対的効果があれば、がんは怖くありません。
しかし現実はそうではなく、効果があっても「再発」の二文字は消えないでしょう。
治そうとする力、いわゆる自然治癒力の根っこの部分を太く、力強くしていくことが肝腎なのです。
船が傾いたら元にもどそうとする働きがあるように、人間には治そうとする力は必ずあります。
甘いものを食べ過ぎたときには、インスリンが糖の燃焼に働きます。
虫垂炎や外科的な手術後も酵素や細胞が働き治っていきます。
治りが遅い、傷跡がきれいにならない等の個人差があるのは自然治癒力の強弱であり、インスリンがうまく働かないのも治そうとする力のどこかが欠損しているからです。
さらに、酵素の働きや細胞の生理活性が弱かったり、抗炎症の力不足、酸性体質なども結果として自然治癒力を万全の状態にしません。
がんの場合もそうです。
もちろん良い病院、腕の良い先生、効果の高い薬を誰もが望むことでしょう。
しかし、いくらそのような良い環境がそろっても、土台である自身の治す力が体中に満ちていなければ、一時的には良くなったとしても、すぐに再発したり、術後の抗がん剤や放射線の効果も薄いでしょう。
有名ハウスメーカーで腕のよい職人さんに家を建ててもらっても、土台(基礎)がしっかりしていなければ長持ちはしないのと同じです。
がんに罹患すれば、誰もが
そういう気持ちになるのは当然です。だからこそ、治療と並行して身体づくりをすることが大切であり必須であると考えるのです。
予後、今後のこと、自分のこと、大切な家族のことを考えれば、自分自身も身体づくりをしてがんに立ち向かってください!
前進すれば光は見えてくるのです。
ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。
がん克服事例
私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。
また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。