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大腸がんの概要

大腸がんとは

大腸がんとは、大腸に悪性腫瘍が発生したがんです。

大腸とは、小腸から肛門を結ぶ長さは約2mの腸で、口側から肛門側に盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸に分けられます。

大腸は、小腸までで消化吸収が行われた食べ物の最終処理をする消化管で、主に水分を吸収します。

日本人の大腸がんの発生率は、直腸とS状結腸で35%に34%と全体の約7割を占め、あとは上行結腸が11%、横行結腸が9%、盲腸が6%、下行結腸が5%の順となっています。

大腸がんは食事の欧米化による動物性脂肪や蛋白質の過剰摂取などが原因と考えられており、日本でも急速に増えています。

また、死亡者数では肺がんと胃がんに続いて3番目に多いのですが、女性だけで見ると大腸がんがトップとなっています。

しかし、早期発見して治療すればほぼ治癒可能ながんですから、検診がいかに重要かということです。


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