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膀胱がんの最新治療

膀胱がんの標準治療では、表在性の膀胱がんに対しては「経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR−Bt)」が行われ、浸潤性膀胱がんに対しては「膀胱全摘除術」が行われます。

最新治療としては「膀胱温存療法」や「大阪医大式膀胱温存療法(OMC-regimen)」などがあり、また近年、膀胱がんの新しい標的分子も見つかってきているようで、より効果の高い抗がん剤の開発も進んでいます。

膀胱温存療法

現在、対象となるのは転移がなくがんの範囲が膀胱全体の4分の1以下の筋層浸潤がんの場合で、まずTUR-BTでがんを減量した後、低用量化学放射線療法を行います。

低用量化学放射線療法は、従来の3分の2(40グレイ)で週5日を4週間行い、抗がん剤は「シスプラチン」を1週目と4週目に5日間投与します。

そして、仕上げの治療として「ガスレス・シングルポート・ロボサージャン手術」と呼ばれる体に優しい低侵襲手術で膀胱部分切除と骨盤リンパ節郭清を行います。

ガスレス・シングルポート・ロボサージャン手術はCO2ガスを使用せず、下腹部に3~4cm ほどの孔を1つ開けるだけの手術で、最新型の3D内視鏡と多機能ヘッドマウントディスプレイ(ロボサージャンシステム)を用いて行われます。

この治療方法は日本発の新しい手術で、高い安全性と低侵襲性を特長とし、保険適用にもなっています。

大阪医大式膀胱温存療法(OMC-regimen)

その名の通り大阪医科大学が開発した治療方法で、バルーン塞栓動脈内抗癌剤投与法(BOAI)によるシスプラチン投与と血液透析と放射線治療を併用する方法です。

まず、血流塞栓用バルーンが付属したカテーテルを用いて、血流遮断し抗癌剤の動脈内注入を行うことで腫瘍細胞を低酸素状態とすることで極めて高い殺細胞効果が発現します。

同時に、内腸骨静脈内に設置した透析用カテーテルを通して膀胱潅流後の非蛋白結合型シスプラチンを透析膜を通して濾過することによって約9割を除去可能となるため全身の副作用は殆ど認められないということです。

そして、さらに膀胱局所に放射線治療を加えることで、高い放射線増感作用を有する高濃度のシスプラチンとの相互作用により極めて高い殺細胞効果がもたらされます。

ただ、2014年4月現在では保険適用ではなく入院費用を含めて約86万円かかります。


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また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。