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胆管がんの最新治療

胆管がを含む胆道がんは患者の数が少なくデータも少ないため、効果的な新しい治療方法もなかなか進んでいません。

しかし、2014年末には「胆道癌診療ガイドライン」が6年ぶりに改訂され、第2版が発行予定となっていますから、胆道がんの標準治療がどう変わるのかが期待されています。

CT使用の強化

現在の胆管がんの画像検査では「腹部超音波」や「CT」、「MRI」などが行われますが、主には超音波が用いられています。

しかし、特に近年「CT」の機能が進歩しており、診断法としてCTの使用が強調されいます。

具体的は、胆道ドレナージを先に行うと画像が見えにくくなってしまうため、胆道がんの疑いがある場合は、黄疸の症状があったとしてもまずCT撮影を行い、胆道がんの進展範囲を確認することが推奨されるようになるということです。

「日本肝胆膵外科学会」認定修練施設

胆道がんの根治が見込めるかどうかは、がんを取り除くことを目的とした手術ができるかどうかにかかっています。

「胆道癌診療ガイドライン」では、「肝、肺、腹膜転移、遠隔リンパ節転移」がある場合は手術ができないとされていますが、実際には医療施設および医師に委ねられているというのが現実です。

ですから、患者や家族としてはセカンドオピニオンを考えることが必要です。

そして、日本肝胆膵外科学会のホームページには、学会が認定した修練施設を症例数や実績別で掲載しており、都道府県に必ず1施設はあるようなので参考にするとよいでしょう。

併用化学療法

手術ができない場合には化学療法が選択されますが、これまでは「ジェムザール」または「TS-1」の有用性が期待できるとされていた。

しかし、近年欧米で行われた無作為化比較試験で、「ジェムザール」と「シスプラチン」の併用で有意な全生存期間の延長が報告され、今後は「推奨度A」として手術不能例の第1選択となるとのことです。

また、他のがんでは行われる場合も多い「術前化学療法」と「術後保持書化学療法」が胆道がんでも臨床試験として行われており、2016年から2017年頃には結果が出るようです。


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また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。

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