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膵臓がんの生存率

膵臓がんは、難しいがんのひとつで統計的な生存率は決して高くありません。

治療方法としては「切除」を第一に検討しますが、膵臓がんは腹部の主要な血管の一つである門脈という血管に容易に浸潤するためなかなか切除ができない場合も多く、放射線療法や化学療法の方が第一選択と名の場合もあります。

また、ステージⅠ期やⅡ期での発見も少ないのが膵臓がんで、生存率が低い大きな要因です。

以下に、2007年に公開された「日本膵臓学会」のデータから、膵臓がんの生存率をまとめてみました。

【通常型膵癌 切除症例のステージ別生存率推移】

※2001-2004は5年生存率データが無く、生存期間中央値は参考値です。
ステージⅠ 症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率 生存期間
中央値
2001-2004 45 90.9% 61.5% 43.4% 30.7ヶ月
1991-2000 78 86.6% 77.8% 71.2% 52.5% 79.1ヶ月
1981-1990 53 88.4% 82.0% 72.5% 67.2% 78.8ヶ月
ステージⅡ 症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率 生存期間
中央値
2001-2004 59 86.3% 64.7% 51.7% >39.0ヶ月
1991-2000 125 81.1% 65.9% 55.4% 46.2% 45.9ヶ月
1981-1990 68 81.7% 75.4% 65.1% 58.6% 77.7ヶ月
ステージⅢ 症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率 生存期間
中央値
2001-2004 380 76.0% 53.5% 42.9% 26.1ヶ月
1991-2000 666 67.4% 45.5% 34.5% 27.7% 21.8ヶ月
1981-1990 409 67.5% 45.6% 34.7% 23.8% 21.3ヶ月
ステージⅣa 症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率 生存期間
中央値
2001-2004 520 65.0% 31.4% 18.6% 17.0ヶ月
1991-2000 1242 50.5% 26.2% 17.4% 11.3% 13.2ヶ月
1981-1990 691 47.5% 21.9% 14.4% 9.3% 12.2ヶ月
ステージⅣb 症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率 生存期間
中央値
2001-2004 438 43.8% 20.5% 5.8% 11.7ヶ月
1991-2000 1493 30.3% 12.9% 7.1% 4.2% 8.6ヶ月
1981-1990 1234 24.4% 9.6% 5.3% 3.1% 7.3ヶ月

【通常型膵癌 ステージⅣa,Ⅳb 非切除症例の生存率推移】

ステージⅣa,Ⅳb 症例数 1年生存率 2年生存率 3年生存率 5年生存率 生存期間
中央値
2001-2004 1020 26.0% 7.4% 3.2% 7.8ヶ月
1991-2000 1046 8.5% 2.1% 0.9% 0.3% 4.3ヶ月
1981-1990 1992 7.4% 2.0% 0.9% 0.6% 7.3ヶ月

生存率はあくまでも集計データ

膵臓がんの生存率は、新しい治療方法などによって年々その成績は向上していますが、決して高くはありません。

しかし、自分やご家族の状況と照らし合わせてみて、もし生存率が低かったとしても決して悲観的にならず、担当医やご家族、セカンドオピニオンなどあらゆる方法を実行し、冷静に強い気持ちでがん克服に挑んでください。

漢方や機能性食品などには、がん克服や副作用の軽減に役立つものもありますので、ご遠慮なくご相談ください。


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