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家族の愛を痛感・・・(肝がん)

私が以前勤務していた大阪の中心地にある漢方相談薬局での事例です。

ある日、健康そうだが慌てた素振りの40代の男性が来店され、私が応対をしたのです。

お話を聞くと、実のお姉さんである50代の主婦が肝がんで、しかも末期だということでした。

肝臓は沈黙の臓器と言われ、根っから我慢強かったというお姉さんの性格が皮肉にも裏目に出たのです。

肝臓は4分の3を切除しても機能的には問題ないとされていますが、お姉さんの肝がんが発見された時にはすでに肝臓の4分の3以上ががんに侵されている状態だったとのことです。

そして、大阪の主要な病院ではすべて断られ他県の病院にようやく入院できたという話でした。

入院時の宣告では「余命3ヶ月」と言われたそうです。

この弟さんは必死で何か良い物があればと奔走している中で、たまたま私との出会いがあったわけです。

お話を聞いていくうちに、私はその必死さに心を打たれました。

私は、何とか少しでもQOLに効果がありそうなものを選びお渡ししました。

さらにその後も、患者のご主人やその他の家族も一緒に来店されて、漢方や機能性食品の説明を懸命にお聞きになりました。

そして、弟さんはその後も何度も何度も熱心にご来店されました。

当時の漢方相談店では鍼灸院を併設していましたので、ご家族の依頼でオーナーが病院に出向き、入院中のご本人に施術を行いに通うようにもなっていました。

そのペースは、ほぼ週に1回くらいのペースとなっていました。
患者ご本人もなんとか生きようとがんばっているとのことでした。
ここまで熱心に患者を想う、ご家族の愛に私は心を打たれました。

そして、気がつくと何と1年が経とうとしていたのです。

しかし、最後の1ヶ月ぐらいは漢方薬や機能性食品はほとんど摂取できない状態となり、静かに天に召されたというご報告を電話でいただき、「ありがとうございました。」と一言・・・

私こそ、この1年の間ご家族の必死の愛情に接することができたことに感謝しお礼を言いました。

今でも時々思い出す、心に残る事例です。(合掌)


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