克服事例・相談事例はこちら

がんは放置してもいい

がんは放置してもいい・・・

「医者に殺されない47の心得」の著者で慶応大医学部の講師を務める近藤誠氏の主張です。

【主張】

  • がんは発見時に転移が潜む「本物」と、転移しない「がんもどき」に二分類される
  • 「本物」は手術でも抗がん剤でも治らない。「もどき」は治療が不要。よって、無症状なら治療はしなくてよい
  • 検診を受ければ死亡数が減るという根拠はない
  • 抗がん剤の臨床試験の生存曲線は形が不自然で、人為的操作があったと推測できる
  • 生活の質を上げるための治療は必要

この主張に、ある医師が反論した記事を見て、私も同氏の主張について考えてみました。

そういえば、私はこの本のことは知らず読んでもいないのですが、どなたかのブログでほとんど同じことが書いてあったことを覚えています。

その時は、ナルホドと思いつつ、少し違和感を感じました。

改めて考えてみると、がん細胞自体を「本物」と「もどき」に「二分」していることが学者らしくないと感じました。

医学的にも、がん細胞の種類や悪性度は非常に細かく把握されており、治療時の方針決定に大きく関わっているはずです。

ただ、近藤氏が言うように「放っておける」がん細胞というものがあり、科学的に明確になるようになれば良いのになあとも思います。

彼の主張の陰には、医療・医薬業界の過剰治療に対する大きな不信感が覗えます。

この点については、私も同感ですし、共感する方は多いと考えます。

しかし、この本をそのまま信じて、がんを放置したがために治療が間に合わずに死期を早める人が出たらどうするのでしょうか?

記事の中で、「5ミリの乳がんを放置した私の患者さんは、数年後にがんが大きくなり、その後転移も出てきて、18年後に亡くなりました。がんの成長速度から、初発病巣が0・04ミリのときに転移していたと推定されました。」と語り、

「まれに「本物」の場合もあります。」と・・・

がん治療については、近藤氏が言う主張もひとつの可能性として、もともと含めて進歩し続けていると考えています。

過剰治療は別の問題として、膨大な研究と検証から積み上げられている治療にはそれなりの根拠があるわけです。

そして、私が専門とする漢方や機能性食品も医療に取り入れられ始めており、「放置」という言葉は今のところ「がんにはふさわしくはない」でしょうね。


延寿へのご相談はお気軽に

ご自身やご家族やお知り合いが「がん克服」を模索しておられるようでしたら、ぜひ一度ご相談ください。長年の経験と実績を基にお役に立てるはずです。

にほんブログ村 病気ブログ がん・腫瘍へ
★上の二つのブログランキングに参加しています。ぜひ「ポチッ、ポチッ!」とお願いします。

がん克服事例

私が実際に受けてきた相談事例をご紹介しています。

また重複しますが、「末期がんの事例」と「現在継続中の事例」もピックアップしました。

[スポンサードリンク]
[スポンサードリンク]

コメントを残す

がん克服 生還への道 がん克服と完治の方法 [延寿]TOP

サブコンテンツ

このページの先頭へ