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乳がんのステージ分類

乳がんのステージ分類は以下の3点の進行度の組み合わせによって決められます。

  1. 乳がんが乳腺の中でどのくらい進行しているかの「進行度(T)」
  2. どこのリンパ節まで転移しているか「リンパ節転移の広がり(N)」
  3. 別の臓器への転移があるかどうか「遠隔転移(M)」

そして、その組み合わせにより乳がんのステージは、0、Ⅰ、ⅡA、ⅡB、ⅢA、ⅢB、ⅢC、Ⅳの8つに分かれています。

0が最も早期の乳がん、Ⅳが最も進行した乳がんです。

最近の乳がん治療では、ステージ分類に加えて、がん細胞の内的因子によって治療法が選択されるようになってきました。

ステージ0
乳管内にがんが留まる非浸潤がんで超早期がん。
ステージⅠ
シコリの大きさが2cm以下でリンパ節転移の無い浸潤がん。(早期がん)
ステージⅡA
シコリの大きさが確認できないか2cm以下でリンパ節転移が疑われる、あるいは、シコリが2cmより大きく5cm以下でリンパ節転移がない。
ステージⅡB
シコリが2cmより大きく5cm以下でリンパ節転移が疑われる、あるいは、シコリが5cmより大きくリンパ節転移がない。
ステージⅢA
シコリが5cm以下で腋の下のリンパ節に転移があり、しかもリンパ節が互いに連なって固まっていたり皮膚や筋肉に固定したりしている状態、あるいは、わきの下のリンパ節に転移はないが胸骨の近くのリンパ節が腫れている。その他、シコリが5cmより大きくリンパ節が皮膚や筋肉に固定している。
ステージⅢB
シコリの大きさやリンパ節転移に関わらずシコリが肋骨や胸骨に固定している、あるいは、皮膚にシコリが顔を出したり皮膚が崩れたりしている。
ステージⅢC
シコリの大きさに関わらず鎖骨の上下のリンパ節に転移があるか、腋の下のリンパ節と胸骨近くのリンパ節に転移がある。
ステージⅣ
遠隔臓器にまで転移している。
乳がんのステージ分類 N0 N1 N2 N3 M1
リンパ節転移なし 腋の下で動く 腋の下で動かない、または胸の内側 鎖骨の上下、または胸の内側腋の下 遠隔転移を認める
T0 原発腫瘍を認めない 0
T1b 大きさ2cm以下 ⅡA ⅢA ⅢC
T2 大きさ2~5㎝ ⅡA ⅡB ⅢA ⅢC
T3 大きさ5㎝以上 ⅡB ⅢA ⅢA ⅢC
T4 大きさによらず皮膚等に浸潤 ⅢB ⅢB ⅢB ⅢC

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